桑名市でマタニティ鍼灸の体験会を開催したいという思いを綴りました(後編)
本日もお読みくださりありがとうございます。三重の鍼灸師・いまモンです。
前編から日にちが開いてしまいました。
さて後編は・どんな施術をしていくのかお話していきます。
前編では妊娠中のトラブルは肩こり・腰痛・つわり・むくみ・便秘・頻尿・逆子などたくさんあると書きました。
それらを解消するのはもちろん、再発を防ぐための施術が必要になります。(再発自体がストレスにつながるため)
古い言葉に木を見て森を見ずという言葉があります。
解釈は違いますが、一本の木が枯れたら切り倒して取り除くのが西洋医学の考え方です。一般的な手術はこの考え方、しかしなぜ木が枯れたのかまではあまり追及しません。
東洋医学が得意とするのはこのなぜ木が枯れたのか?という部分。
水が悪かった?土が悪かった?変な虫が付いた?風通しが悪かった?という風に原因を探すのが得意なんです。
風邪を引いたとき、鼻水・のどの痛み・発熱の症状に対しそれぞれお薬を処方していくのが西洋医学。
なんで風邪をひいてしまったのか、疲れてた?冷えた?んじゃ冷えないように体を温めましょう!と根本を見るのが東洋医学です。
例えばつわり、妊娠すると子宮を緩める→消化器も緩む→消化機能低下→でも食べる→熱を持つ→熱が横隔膜で留まる→みぞおちあたりがムカムカするという一連の流れがあります。東洋医学ではこの症状を胃気上逆と言います。症状は悪心・嘔吐・食欲不振・嗜好の変化・唾液分泌過剰など。
あれ?なんだか脂っこいものを食べた後と同じような症状ではないですか?
胃がオーバーヒートしてしまうんです。胃の熱は消化機能以上に食べたから症状が出ると思っておいてくださいね!
実際にどこにアプローチするのか?子宮と消化機能は連動していて調整が効かないので「食べる→熱を持つ」にアプローチします。
事前の問診でほかの症状も聞き出しておき、なぜ熱をもちやすくなっているのかを把握しておきます。
あとは症状によってそれぞれ使うツボにはり・きゅうを使ってアプローチしていくだけ。基本的にはおなか・背中・腕・足と体のほぼ全ての部分にアプローチしていきます。
ん?ちょっと待って!おなか大きいのにうつ伏せって思いましたよね?
おなかの大きな妊婦さんでも「うつ伏せ」で治療できるのがこれ!
item.rakuten.co.jp
今回polcaで皆さんに応援していただきたいのがこのうつ伏せ枕の購入費用なんです。
自分で買えや!って思った方はキンコン西野の「新世界」という本をぜひ読んでいただきい。
この先の時代、職場以外のコミュニティが財産を生み出す場になる。いや、もうなってきている。
よく桑名は古い街だから年寄りしかいないと言われる。
いやいや!若い夫婦もいっぱいいる、住宅街も増えてきている。石取りと花火だけの街じゃない!
他人事ではない、地域ぐるみで街を盛り上げないと!!
私は桑名にママと赤ちゃん・子供たちが気軽に来れる、ママ友会ができちゃうような鍼灸サロンを作ります。今回はその第一歩です。
でも一人ではできることに限りがある。皆さんのお力を分けていただきたいのです!
共感してくださった方もそうでない方もご支援お願いします!
もし妊婦さんがこの記事に辿り着いたら、「ふざけんな」「はやく何とかしろ」なんでもいいのでメッセージください。きっと何かお力になれることがあります。